会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10.7億円→20.7億円(前年同期は4.7億円)に93.1%増額し、増益率が2.3倍→4.4倍に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→25円(前期は13.5円)に大幅増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
通期の連結業績予想につきましては、原燃料価格や為替相場の動向に加え中国における電力の供給制限等による影響を勘案し据え置いておりましたが、これら要因の直近における動向及び経過期間における業績を踏まえた結果、当第4四半期連結会計期間におきましても、売上高は、当第3四半期連結累計期間同様に堅調な推移が見込まれることに加え、直下型ミニLED液晶ディスプレイ用の複合拡散板(オパスキ)及び光拡散フィルム(オパルス)の販売増加が見込まれること、また、現在の為替相場が今後も継続する想定としたことから、前回予想を上回る見込みです。これに伴い、損益については、利益率の高い製品分野の販売比率の上昇が見込まれること等から、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想を上回る見込みです。なお、機能製品事業の生産拠点移転統合費用として、撤去費用等を織り込んでおります。また、第4四半期の為替レートの前提は、1US$=110 円としております。
当社は、企業価値を継続的に拡大し、株主への利益還元を行うことを重要な経営課題と認識しており、必要な内部留保を確保しつつ、経営成績及び財務状態を勘案した上で、利益配当を実施していくことを基本方針としております。上記方針に基づき、2021年12月期の期末配当予想につきましては、通期業績予想の修正を鑑み、前回予想の15円00銭(普通配当10円00銭、特別配当5円00銭)に特別配当として10円00銭を加え、25円00銭(普通配当10円00銭、特別配当15円00銭)に修正させていただくことといたしました。
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