「デジタルトランスフォーメーション」が12位、デジタル庁発足見据え再注目場面へ<注目テーマ>
1 パワー半導体
2 脱炭素
3 2021年のIPO
4 再生可能エネルギー
5 グローバルニッチ
6 中古車
7 半導体
8 半導体製造装置
9 太陽光発電関連
10 旅行
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」が12位となっている。
東京株式市場は前日まで5日続落となったが、きょうはリバウンド狙いの買いが入り大幅高となるなど、ややボラティリティーの高い展開となっている。背景には、感染が広がる新型コロナウイルスのデルタ株に対する警戒感の高まりがある。ここ全体相場は、ひと頃のIPOラッシュが一段落し、今月下旬から始まる4~6月期決算発表を前に手掛かり材料難にあり、加えてデルタ株の感染拡大懸念の台頭で積極的な売買は手控えざるを得ない状況となっている。
こうしたなか少し先をにらんで、年後半相場に再度注目される可能性が高いテーマの一つとなり得る「DX」に照準を合わせたい。昨年、デジタル化推進を掲げる菅政権の発足を追い風に大きく注目されたDX関連株だが、今年に入ってからは相対的に注目度が低下していたこともあり、調整十分で投資妙味は高まっている。加えて、今年9月にデジタル庁発足が予定されており、DX関連に改めて注目場面が訪れることになりそうだ。
関連銘柄としては、直近IPO銘柄のなかからウイングアーク1st<4432.T>、アイドマ・ホールディングス<7373.T>、ラキール<4074.T>、WACUL<4173.T>のほか、BlueMeme<4069.T>、ヒューマンクリエイションホールディングス<7361.T>、ジーネクスト<4179.T>、HCSホールディングス<4200.T>などに注目。
また、富士通<6702.T>や日立製作所<6501.T>、NTTデータ<9613.T>といった大手をはじめ、ベイカレント・コンサルティング<6532.T>やラクス<3923.T>、チェンジ<3962.T>など。中小型の銘柄ではフューチャー<4722.T>、Sun Asterisk<4053.T>、Kaizen Platform<4170.T>、パイプドHD<3919.T>、フォーカスシステムズ<4662.T>、サイバーリンクス<3683.T>などをマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS
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