日触媒、上期税引き前は赤字転落で着地、今期配当を30円減額修正

　日本触媒 <4114> が11月6日後場(14:20)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前損益は0.7億円の赤字(前年同期は86.7億円の黒字)に転落した。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比49.5％減の35.7億円に落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の120円→90円(前期は180円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前損益は26.6億円の赤字(前年同期は37.1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.9％→-4.3％に急悪化した。

株探ニュース