東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が940に迫り、全体の6割近くを占めた。セクター別では、非鉄金属、その他製品、機械、不動産など26業種が上昇。一方、電気ガス、医薬品、倉庫運輸、食料品など7業種が下落した、指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、ディスコ<6146>、信越化<4063>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ニトリHD<9843>が軟化した。
前日の米国市場は、ソフトバンクGなどによる米国内でのAI投資実施方針を好感した買いなどで主要3株価指数がそろって上昇。東京市場にも買い安心感につながった。トランプ関税による影響で、米国のインフレ期待から長期金利が上伸し、円相場が1ドル=156円台半ばへと円安に振れたため、輸出関連株の一角なども買われた。一方であすの日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとして持ち高調整の動きも入った。
日経平均が節目の4万円を回復したことで、目先は達成感が台頭することも想定されるが、AI分野の先行きへの期待感は高く、物色意欲は強そうだ。また、あす午後に判明する日銀の金融政策決定会合での利上げは織り込み済みで、イベントを通過することで、アク抜け感につながりそうだ。ただ、トランプ米大統領がダボス会議でオンライン演説をする予定もあり、関税や移民政策などどのような発言が飛び出てくるのか分からず、警戒が必要だろう。
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