東証プライム市場の騰落銘柄数は値下がり銘柄数が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、非鉄金属、陸運、海運、鉄鋼など9業種が上昇。一方、空運、保険、輸送用機器、銀行、精密機器など24業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、イビデン<4062>、東エレク<8035>、スクリン<7735>が堅調だった半面、ソフトバンクG、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、ソニーG<6758>が軟調だった。
前日の米国市場は2025年7-9月の実質国内総生産(GDP)成長率が2年ぶりの高水準となり、景気減速への懸念が和らぐなかで主要な株価指数は上昇した。東京市場もこの流れを映して、半導体・AI関連株に値を上げる銘柄が目立ち、日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。一方、国内長期金利の上昇一服を受けてメガバンクなどの金融株が利食い売りに押され、円高傾向を背景にトヨタ<7203>やホンダ<7267>などの自動車株もさえない。
海外投資家はクリスマス休暇入りしているところが多いだけに、積極的な売り買いが少なく、方向感の定まらない展開が続いた。指数寄与度の大きい値がさハイテク株の一角が相場を支える形だった。24日はクリスマスイブで欧州市場が休場、米国市場は短縮取引となり、一段と市場参加者は減少する。短期的な売買が中心になると考えられ、狭いレンジ内の動きにとどまりそうだ。また、植田和男日銀総裁は25日、日本経済団体連合会審議員会で講演する予定で、今後の金融政策運営についてどのような見解を示すのか確認したいところであろう。
<CS>
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