―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ジャパンMA <9236>
24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比70.8%減の700万円に大きく落ち込み、通期計画の2億4500万円に対する進捗率は2.9%にとどまり、さらに前年同期の14.3%も下回った。
▲No.2 三井ハイテク <6966>
24年1月期の連結経常利益は前の期比4.1%減の217億円になり、25年1月期も前期比8.0%減の200億円に減る見通しとなった。
▲No.4 不二電機 <6654>
24年1月期の経常利益(非連結)は前の期比13.6%増の4.2億円に伸びたが、25年1月期は前期比44.5%減の2.3億円に落ち込む見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9236> ジャパンMA 東G -9.90 3/12 1Q -70.83
<6966> 三井ハイテク 東P -5.28 3/12 本決算 -7.97
<7678> あさくま 東S -3.52 3/12 本決算 -
<6654> 不二電機 東S -2.30 3/12 本決算 -44.47
<6535> アイモバイル 東P -1.92 3/12 上期 12.41
<4026> 神島化 東S -1.25 3/12 3Q -20.97
<7831> ウイルコHD 東S -0.72 3/12 1Q 赤縮
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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