大引けの日経平均は前週末比477.01円高の20038.97円となった。東証1部の売買高は14億2427万株、売買代金は2兆4634億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、電気機器、不動産業、その他製品、機械、海運業が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の92%に上った。
個別では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソフトバンク<9434>など売買代金上位は全般堅調。中国人民銀行(中央銀行)の預金準備率引き下げを受けて、ファナック<6954>やコマツ<6301>といった中国関連株の上げが目立った。同業シャイアーの買収対価として発行する株式数が確定した武田薬<4502>は7%超高。アパレル大手の退店影響は限定的との見方からZOZO<3092>は8%超高となった。また、買い戻し優勢となったDLE<3686>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ユニファミマ<8028>は逆行安で4%の下落。ユニー株売却に伴い純利益予想を上方修正したが、材料出尽くし感が広がったようだ。NTT<9432>やKDDI<9433>といった通信株の一角もさえない。また、多木化学<4025>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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