大引けの日経平均は前日比140.40円高の21952.40円となった。東証1部の売買高は13億2598万株、売買代金は2兆3149億円だった。業種別では、保険業、鉱業、海運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、医薬品、水産・農林業、繊維製品の3業種が下落した。
個別では、ソフトバンクG<9984>が3%を超える上昇で日経平均のけん引役となった。米ハイテク株の反発が買い安心感につながったようだ。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ユニファミマ<8028>、三井住友<8316>なども堅調。
LINE<3938>は中国テンセントとの提携など複数の報道が観測され、商いを伴って13%近い上昇となった。また、株式分割の実施を発表した多木化学<4025>がLINEとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、武田薬<4502>が2%超、塩野義薬<4507>が5%超の下落となり、医薬品株の下げが目立った。ファーストリテ
<9983>や日産自<7201>は小安い。また、アダストリア<2685>は上値の重さを意識した売りが出て大幅続落し、塩野義薬などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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