コンサルティング事業の売上高は前年同期比13.2%増の20.65億円、セグメント利益は同20.9%増の3.31億円となった。前期下半期以降、IT部門のプロジェクト推進支援に対する需要が高く、従業員の増加に合わせて受注が堅調に推移したこと等によって売上高が増加した。また、従業員の待遇改善に伴う人件費の上昇や主要顧客の一部のプロジェクトにおいて外注が増加する等のコスト増加要因があった一方で、販売費及び一般管理費が減少した。
イノベーション事業の売上高は同19.8%減の0.70億円、セグメント損失は1.19億円(前年同期は1.21億円の損失)となった。明文堂プランナーへのワンダーレジ-BOOKの販売やSELFURUGIへのEZレジの販売があった。この他、店舗ソリューションの開発を完了したことに伴う報酬とTTGから無人決済システムに係るロイヤリティの受取りがあった。
DX・地方共創事業の売上高は同128.1%増の0.20億円、セグメント損失は0.05億円(同0.49億円の損失)となった。地域金融機関と協働で、同社のITスキルやプロジェクト推進のノウハウを活用して顧客のDX実現と持続的な成長をサポートする伴走型の支援スキームを構築し、当第3四半期から営業活動を開始した。
2024年2月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比13.4%増(前回予想比0.2%増)の29.20億円、営業利益が0.66億円(同120.0%増)、経常利益が0.64億円(同137.0%増)、当期純利益が0.30億円(同76.5%増)としている。
<SO>
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