キャピタルＡ、今期経常を53％上方修正、配当も2円増額

　キャピタル・アセット・プランニング <3965> [東証Ｓ] が9月21日大引け後(18:00)に業績・配当修正を発表。23年9月期の連結経常損益を従来予想の2億円の黒字→3億0500万円の黒字(前期は2億4500万円の赤字)に52.5％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1200万円の黒字→1億1700万円の黒字(前年同期は8000万円の赤字)に9.8倍増額した計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の11円→13円(前期は11円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年９月期通期連結累計期間につきましては、生命保険会社における新商品投入やゴールベースプランニングシステムの再構築プロジェクトが進行し、受託開発が堅調に推移しました。　また、銀行向けのソリューションについても、事業承継・財産承継コンサルティングを自動化・効率化するウェルスマネジメントプラットフォームシステム等を提供し、受託売上に加えて使用料課金も拡大したことから、売上高は前回発表予想を上回り、増収となる見込みです。　さらに、プロジェクト管理の徹底による製造原価の節減や販売費及び一般管理費の増加を抑制したこと等により、営業利益、経常利益並びに親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前回発表予想を上回る見込みです。

　　今回の通期業績予想の修正により親会社株主に帰属する当期純利益が増加する見通しとなったことに伴い、期末配当につきましては、2022年11月11日に公表しました前回予想から２円増配の１株当たり７円50銭に修正させていただきます。これにより2023年９月期の年間配当金は13円となる予定です。（注）上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。