大引けの日経平均は前日比252.29円高の22512.08円となった。東証1部の売買高は11億3795万株、売買代金は2兆0386億円だった。業種別では、倉庫・運輸関連業、証券、建設業が上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、鉱業、空運業、精密機器の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の74%、対して値下がり銘柄は23%となった。
個別では、前述のソフトバンクGが3%超の上昇。自己株式の追加取得を発表している。東エレク<8035>や富士通<6702>も上げが目立ち、それぞれ上場来高値、年初来高値を更新した。富士通はNEC<6701>とNTT<9432>の提携を巡り思惑が広がったとの見方があった。その他では任天堂<7974>やトヨタ自<7203>がしっかり。GMOクラ<3788>などのGMO<9449>グループ各社が連日で賑わい、日本オラクル<4716>は決算が好感された。また、丸文<7537>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、OLC<4661>やオリンパス<7733>が軟調で、ソニー<6758>は小安い。スカパーJ<9412>は決算を受けて売りがかさみ、H.I.S.<9603>など旅行関連株も新型コロナ再拡大による先行き不透明感から下げが目立った。また、カナミックN<3939>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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