良好な外部環境を背景に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が連日の大幅高となったことから、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>など半導体株が上げ幅を拡大。日経平均は半導体株の上昇を背景に、寄付きから1月17日につけた取引時間中の高値36239.22円を上回った。TOPIXコア30銘柄など時価総額の大きい銘柄だけではなく幅広い銘柄が買われ、日経平均は33年11カ月ぶりの水準である36500円台まで上昇し、高値圏で取引を終えた。
大引けの日経平均は先週末比583.68円高(+1.62%)の36546.95円となった。東証プライム市場の売買高は14億8464万株、売買代金は4兆2146億円だった。セクターでは、不動産業、保険業、ゴム製品、建設業、証券・商品先物取引業などが上昇した一方、パルプ・紙、石油・石炭製品の2業種のみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は88%、対して値下がり銘柄は10%となっている。
日経平均採用銘柄では、アドバンテスト、東エレクのほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>、スクリーンHD<7735>が大幅高となった。また、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>、東急不動産ホールディングス<3289>など不動産株の上げも目立つ。このほか、一部証券会社のレポートを材料にヤマハ発動<7272>が買い優勢となった。日経平均採用銘柄以外では、一部調査会社がカバレッジを開始したことからアカツキ<3932>が買われた。
一方、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、オリンパス<7733>がさえなかったほか、宝ホールディングス<2531>、アサヒグループ<2502>も弱かった。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
アカツキのニュース一覧- 前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?― 2024/11/21
- 【↓】日経平均 大引け| 反落、エヌビディア決算を控え様子見ムード (11月20日) 2024/11/20
- 出来高変化率ランキング(14時台)~KADOKAWA、オルツなどがランクイン 2024/11/20
- 出来高変化率ランキング(13時台)~オルツ、アンジェスなどがランクイン 2024/11/20
- アカツキが4日続伸、ソニーGによるカドカワ買収報道で連想買い波及◇ 2024/11/20
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
アカツキの取引履歴を振り返りませんか?
アカツキの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。