大引けの日経平均は前日比219.95円高の24325.23円となった。終値としては2018年10月2日の24270.62円を上回り、バブル崩壊後の戻り高値を更新した。東証1部の売買高は12億3212万株、売買代金は2兆5831億円だった。業種別では、鉄鋼、海運業、機械が上昇率上位だった。一方、不動産業、医薬品、電気機器など5業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の63%、対して値下がり銘柄は33%となった。
個別では、前日にストップ高比例配分となったエーザイ<4523>が3%超の上昇。決算が好感されたダイキン<6367>は5%超の上昇となった。後場の取引時間中に決算発表したトヨタ自<7203>は上げ幅縮小。その他売買代金上位ではファーストリテ<9983>やKDDI<9433>が堅調だった。収益改善がポジティブ視された神戸鋼<5406>や板硝子<5202>、大幅増益決算のライオン<4912>は急伸。また、BEENOS<3328>がストップ高を付け、アルペン<3028>と日本アG<3751>は買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、好決算の任天堂<7974>は買い先行も小安く引けた。ソフトバンクG<9984>
は出資する中国アリババ集団の決算を受けて2%の下落。上期大幅減益の三井不<8801>
は4%の下落となった。ソニー<6758>やキーエンス<6861>は利益確定売り優勢。また、OCHI・HD<3166>や古河電工<5801>が東証1部下落率上位に顔を出した。
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