<動意株・29日>(大引け)=アマナ、サイオス、ヴィンクスなど
サイオス<3744.T>=後場一段高。システム構築や障害回避ソフトなどを手掛けており、人工知能(AI)を用いたビッグデータ解析などに展開。AIのほか、クラウドやフィンテック分野に経営資源を注いでおり、IoT社会における技術革新の急先鋒となっている。人体の設計図にあたるゲノムの働きが後天的に微妙に変化する現象であるエピゲノムの情報解析にも取り組み、エピゲノムのクラウドプラットフォーム構築を進めている点も注目。
ヴィンクス<3784.T>=3日ぶりに大幅高。同社は28日、中国の貴州省貴陽市に本社を置くドラッグストア企業と業務提携に向けた覚書を締結したと発表した。これに伴い、ヴィンクスはドラッグストア日本国内POSシステム市場シェアでトップのヴィンクス「ANY-CUBEシリーズ」を中国ドラッグストアへ向けて導入を拡大していく予定だ。この日は中国ドラッグストア市場での事業拡大に期待した買いが流入している。
シャープ<6753.T>=急騰。同社は、この日の取引開始前に今月22日に発表した公募増資の中止を発表した。米中貿易摩擦の激化などにより株式市場が不安定さを増していることを中止の理由に挙げた。国内と海外で約2162億円を調達し、A種類株の取得や8Kエコシステムの構築およびAIoT事業の拡大に向けた研究開発費用などに充てる予定だった。この日は公募増資による1株当たり利益の希薄化懸念がなくなったことを好感した買いが流入している。
サンバイオ<4592.T>=大幅高。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は28日、同社株のレーティングを新規「オーバーウエート」でカバレッジを開始した。目標株価は4600円としている。細胞医薬品「SB623」による中長期の利益成長をエクイティストーリーに挙げている。SB623は、慢性期脳梗塞と外傷性脳損傷を対象に開発が進められている。特に、米国の慢性期脳梗塞の患者は500万人を超え潜在市場規模は大きい。SB623の臨床開発が成功した場合、同剤は慢性期脳梗塞の適用だけでピーク時に世界で売上高6000億円を超える大型製品になると予想しており、その場合、同社がSB623によって獲得する売上高は2000億円を超えるとみている。慢性期脳梗塞では米国でフェーズ2b試験を実施している。今後、臨床試験の進展とともに同社の株価は上昇することを見込んでいる。
ジャストプランニング<4287.T>=急反発し年初来高値を更新。同社は28日の取引終了後、子会社プットメニューはオーダーシステム「Putmenu」において、ネットショップと連携する機能をハウステンボス(長崎県佐世保市)が運営する「変なホテル ハウステンボス」に提供すると発表しており、これを好感した買いが入っている。「Putmenu」はテーブルや部屋をIoT化することで、「注文0分、会計0分」を実現するシステム。今回、BASE(東京都渋谷区)のEコマースプラットフォーム「BASE」と連携する機能を提供することで、利用者はお土産をキャッシュレスで購入し、チェックアウト時に商品を受け取ることができるサービスを提供するとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
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