東京株式(前引け)=反落、円高進行などを嫌気して売り優勢
きょう前場の東京株式市場は、利益確定の売りに押される展開となった。外国為替市場でドル安・円高が進み輸出セクター中心に買いが手控えられている。企業の好業績期待を背景に、途中下げ渋る場面もあったが、前場後半は一時1ドル=110円台を割り込む円高を嫌気する形で下げ幅を再び広げた。25日にECB理事会を控えており、この結果を見極めたいとの思惑も様子見ムードを助長している。
個別では任天堂<7974.T>、ソニー<6758.T>が安く、ファナック<6954.T>、安川電機<6506.T>も売られた。村田製作所<6981.T>も軟調。レナウン<3606.T>が大幅安となったほか、NISSHA<7915.T>も大きく値を下げた。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、ブイ・テクノロジー<7717.T>も上昇した。新川<6274.T>が急伸、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>、東邦チタニウム<5727.T>は揃って値を飛ばした。セック<3741.T>、トランザクション<7818.T>なども高い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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