協立情報通信が５日続落、第３四半期大幅増益も反応薄

　協立情報通信<3670.T>が５日続落。午後１時ごろに発表した第３四半期累計（３～１１月）の単独決算が、売上高４３億５７００万円（前年同期比１２．２％増）、営業利益２億１６００万円（同８９．６％増）、純利益１億３９００万円（同２．２倍）と大幅増益だった。また、従来５０円を予定していた期末一括配当について、創業５０周年記念配当５円を加えて５５円にすると発表した。
　ソリューション事業では、「Ｗｉｎｄｏｗｓ　ＸＰ」のサポート終了に伴うパソコンの入れ替えや消費税対策案件、消費税増税前の駆け込み需要などで３月が好調だった半面、４月以降の受注は伸び悩んだが、７月に予定されている「Ｗｉｎｄｏｗｓ　Ｓｅｒｖｅｒ　２００３」のサポート終了に伴うサーバーの移行案件の獲得に向けた活動活発化などで、増収増益を確保。一方のモバイル事業も法人の新規大口案件などが増加し、業績拡大に寄与した。
　なお、１５年２月期通期業績予想は売上高５６億２００万円（前期比５．０％増）、営業利益２億４８００万円（同１５．７％増）、純利益１億３８００万円（同７．０％増）の従来予想を据え置いている。

協立情報通信の株価は１３時４９分現在２０６５円（▼１０２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）