協立情報通信、今期経常を40%下方修正
併せて、通期の同利益を従来予想の2億7300万円→1億6300万円(前期非連結は3億4500万円)に40.3%下方修正し、減益率が20.9%減→52.8%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の連結経常利益は前年同期非連結比80.0%減の1300万円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の経常利益は前年同期比89.3%減の800万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.0%→0.5%に大幅悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
ソリューション事業におきましては、大型PBX(構内交換機)のリプレースが一巡後、案件規模が縮小する傾向にありましたが、小型PBXやPCサーバーのリプレース案件が下支えしておりました。第3四半期末以降は、案件規模も回復の兆しが見えてまいりましたが、大型案件の期ずれ等が発生いたしました。 一方、モバイル事業におきましては、「iPhone 7/7 Plus」の発売効果もあり、第3四半期累計携帯電話販売台数は31,971台(前年同期比0.7%減)まで回復いたしましたが、都内2店舗の不振と法人部門の苦戦に加え、冬の商戦期である12月において、埼玉県内の4店舗でも収益面で軒並み前年同月を下回る結果となり、通期においてセグメント損失(営業損失)を計上する見込となりました。 以上のことから、売上高、利益とも前回予想を下回る見込となり、上記のとおり修正するものであります。 なお、当社は、平成28年12月8日付「連結決算開始に伴う連結業績予想に関するお知らせ」のとおり、当第4四半期から連結決算に移行しておりますが、連結子会社である神奈川協立情報通信株式会社(当社100%出資)が当期においては事業活動を行わないため、営業利益以下のみ影響しております。 また、配当予想につきましては、変更ありません。
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