欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル選好地合い一服と日本の円安けん制で

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最新投稿日時:2024/06/21 17:25 - 「欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル選好地合い一服と日本の円安けん制で」(フィスコ)

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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル選好地合い一服と日本の円安けん制で

配信元:フィスコ
投稿:2024/06/21 17:25
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル選好地合い一服と日本の円安けん制で 21日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。主要中銀の早期利下げ観測でドル選好地合いは続くものの、米国のPMIが予想を下回ればドル買いは一服。また、日本政府の円安けん制が相次ぎ、一段の円売りは抑制されそうだ。

前日発表された米経済指標で、新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想より弱い内容に。ただ、それに先立ちスイス中銀が追加利下げを決定したほか、英中銀は政策金利を据え置きも利下げ時期の前倒しが予想され、ドル選好地合いが強まった。ユーロ・ドルは1.07ドル付近に下げ、ドル・円は158円後半に浮上。本日アジア市場も同様の展開で、ドル・円は159円台に浮上する場面もあった。

この後の海外市場は引き続き経済指標にらみ。来週末のフランス議会選に向け右派勢力の躍進が見込まれ、与党の敗北を警戒したユーロ売りがドルを支える。ただ、今晩の米PMIは製造業、サービス業とも前回を下回るとみられ、連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な政策姿勢を弱める。利下げ時期が9月に前倒しされるとの見方もあり、ドルの下押し圧力に。また、日本の為替介入も警戒され過度な円売りは縮小しよう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・6月製造業PMI速報値(予想:47.9、5月:47.3)
・17:00 ユーロ圏・6月サービス業PMI速報値(予想:53.4、5月:53.2)
・17:30 英・6月製造業PMI速報値(予想:51.1、5月:51.2)
・17:30 英・6月サービス業PMI速報値(予想:53.0、5月:52.9)
・21:30 カナダ・4月小売売上高(前月比予想:+0.7%、3月:-0.2%)
・22:45 米・6月製造業PMI速報値(予想:51.0、5月:51.3)
・22:45 米・6月サービス業PMI速報値(予想:54.0、5月:54.8)
・23:00 米・5月景気先行指数(前月比予想:-0.3%、4月:-0.6%)
・23:00 米・5月中古住宅販売件数(予想:410万戸、4月:414万戸)


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配信元: フィスコ

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