東京株式(前引け)=円安など背景に堅調も薄商いで上値重い
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が軟調だったものの、米長期金利の上昇を背景としたドル高・円安の流れを好感して主力株中心に買い優勢で始まった。ただ、あすにメジャーSQ算出を控え、市場には警戒感も底流しており、買い一巡後は徐々に伸び悩んだ。欧州時間9日にECB理事会が開催されることも模様眺めムードにつながっている。前場の売買代金は9000億円を下回るなど低調だった。
個別では任天堂<7974.T>の上値追い継続、オリンパス<7733.T>も高い。トヨタ自動車<7203.T>、ブリヂストン<5108.T>も堅調。アルファ<3434.T>が大幅高、神栄<3004.T>、SUMCO<3436.T>も物色人気となった。オハラ<5218.T>も高い。半面、JR九州<9142.T>が安く、新日鉄住金<5401.T>も冴えない。東芝<6502.T>が大幅安、横河電機<6841.T>、エムアップ<3661.T>、さくらインターネット<3778.T>なども下落した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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