1. 成長戦略の概要
ウイルプラスホールディングス<3538>は、持続的成長の実現に向けて、1)マルチブランド戦略、2)ドミナント戦略、3)M&A戦略の3つの成長戦略を軸に取り組んでいる。この点は従来から一貫している。その詳細内容や同社の戦略の強みについては2019年3月27日付前回レポートで詳述したので、以下には概要だけを述べる。
マルチブランド戦略とは、複数のブランドを取り扱うことで各ブランドの新モデル投入とモデル末期による収益変動を平準化し、安定成長の実現を目指す戦略を言う。
ドミナント戦略は、特定の地域に店舗を集中的に出店する戦略を言う。しかしこれは1店舗当たりの商圏が大きく、エリアフランチャイズ制がある輸入車ディーラーでは簡単ではない。同社はマルチブランド戦略と組み合わせ、複数のブランドをまたいだ同社グループとしてドミナントを実現している。現状は福岡エリアと東京・神奈川エリアでドミナント出店を果たし、顧客への面でのフォローや人材の流動化・最適配置といった点で効果を挙げている。
M&A戦略とは、業容拡大のための手段としてM&A(店舗や事業の譲受)を積極的に活用することを言う。業容とは、新エリアへの進出や新たな取扱ブランドの獲得(マルチブランド戦略の推進)、店舗数の拡大などを言う。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<YM>
この銘柄の最新ニュース
ウイルプラスのニュース一覧- 2025年6月期第1四半期 決算説明会資料 2024/11/19
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … アイスペース、ハーモニック、豆蔵デジHD (11月12日発表分) 2024/11/13
- 東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、メディアLがS高 2024/11/13
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … 名村造、アイスペース、ハーモニック (11月12日発表分) 2024/11/13
- [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇157銘柄・下落93銘柄(東証終値比) 2024/11/12
マーケットニュース
- 東京株式(寄り付き)=売り先行、トランプ政策への警戒感と円高を嫌気 (11/27)
- 日経平均27日寄り付き=114円安、3万8327円 (11/27)
- 京成の上値追い鮮烈、アクティビスト買い増しとOLC株売却による資金効果にも期待◇ (11/27)
- 決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … DyDo (11月26日発表分) (11/27)
おすすめ条件でスクリーニング
ウイルプラスホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
ウイルプラスホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。