「脱炭素」が4位、COP26に岸田首相が0泊2日で電撃参戦<注目テーマ>
1 半導体
2 仮想空間
3 パワー半導体
4 脱炭素
5 再生可能エネルギー
6 半導体製造装置
7 デジタルトランスフォーメーション
8 アンモニア
9 電気自動車関連
10 2021年のIPO
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「脱炭素」が4位となっている。
地球温暖化防止という一大テーマを背景に、世界的に脱炭素に向けた取り組みが一段と活発化している。石油や石炭など化石燃料への依存を極力抑え、太陽光や風力、バイオマスといった再生可能エネルギーや二酸化炭素を排出しない水素などのクリーンエネルギーを活用する動きが強まっている。
岸田文雄首相はきょう午前、英国のグラスゴーで開催されているCOP26(第26回国連気候変動枠組み条約締結国会議)に出席するため羽田空港を出発した。衆院選直後にもかかわらず0泊2日の強行軍である。先行する欧米にキャッチアップすべく日本も脱炭素への取り組みを強化する方向にあり、今回の会合はその決意表明の場ともなる。日本では既に菅首相時代に、2030年度に温暖化ガスの排出量を13年度比で46%削減する数値目標を掲げている。
CO2排出規制という点では環境先進国である欧州が先行しており、19年時点で「欧州グリーンディール」として50年に温室効果ガスの排出量を吸収量も含め全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を標榜している。また、脱炭素への取り組みは米国でもトランプ政権からバイデン政権に移行してから政策スタンスが180度転換、バイデン大統領はクリーンエネルギー活用に積極的な構えを明示し、巨額の環境インフラ投資政策を打ち出している。
関連銘柄も多岐にわたる。脱炭素のテーマで括られるのは、主に太陽光・バイオマス・風力など再生可能エネルギーのほか、水素やアンモニア関連だが、更に電気自動車(EV)や蓄電池関連なども幅広く物色対象として浮上している。
太陽光発電ではレノバ<9519.T>やウエストホールディングス<1407.T>、Abalance<3856.T>、フィット<1436.T>、エヌ・ピー・シー<6255.T>などが代表的。また、水素では三菱化工機<6331.T>、木村化工機<6378.T>、澤藤電機<6901.T>、長野計器<7715.T>、山王<3441.T>などが注目されやすい。アンモニアでは千代田化工建設<6366.T>や東洋エンジニアリング<6330.T>などの大手プラントメーカーのほか、伊藤忠商事<8001.T>などの総合商社、更に東亜ディーケーケー<6848.T>などがマークされている。また、EVではトヨタ自動車<7203.T>など大手自動車メーカーはもとより、三井ハイテック<6966.T>や日本電産<6594.T>、ソニーグループ<6758.T>など。EVとも関係密接な2次電池関連への投資マネー流入も活発で、パナソニック<6752.T>を筆頭にTDK<6762.T>、田中化学研究所<4080.T>、古河電池<6937.T>、日本電解<5759.T>、IMV<7760.T>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
この銘柄の最新ニュース
山王のニュース一覧- 東証スタンダード(大引け)=値上がり優勢、麻生フオームがS高 2024/12/10
- 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ 2024/11/22
- 株式会社明王化成への出資に関するお知らせ 2024/11/15
- <11月06日の陽線包み足達成銘柄(買いシグナル)> 2024/11/07
- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2024/10/28 2024/10/28
マーケットニュース
- 明日の株式相場に向けて=3万6000円プットが示す波乱相場への警戒感 (12/11)
- 東京株式(大引け)=4円高と小幅に3日続伸、材料に欠け様子見姿勢強い (12/11)
- 一部政策委員は12月会合で利上げ提案あれば反対しない見通し-関係者 (12/11)
- delyの公開価格は1200円に決定、12月19日グロース市場に新規上場 (12/11)
おすすめ条件でスクリーニング
山王の取引履歴を振り返りませんか?
山王の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。