バルニバービ、今期経常を3.4倍上方修正、配当も2.5円増額

　バルニバービ <3418> [東証Ｇ] が3月14日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年7月期の連結経常利益を従来予想の2.6億円→9.1億円(前期は11.8億円)に3.4倍上方修正し、減益率が77.6％減→23.1％減に縮小する見通しとなった。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の7.5円→10円(前期は7.5円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年12月14日付「2023年7月期　第１四半期決算短信」には織り込んでおりませんでしたが、2022年12月20日付「エステートビルドアップ事業における販売用不動産の売却に関するお知らせ」で公表いたしました東京都台東区の販売用不動産の売却により、連結・個別ともに売上高を上方修正いたします。また、レストラン事業におきましては、売上高は前回発表予想の計画どおり、ほぼ進捗しておりますが、コロナ禍の厳しい環境の中、最前線で業務奨励している従業員に対し支給いたしました特別賞与、直近の水道光熱費の高騰等コスト上昇等により販売費及び一般管理費は増加する見込みです。この結果、販売用不動産の売却益が寄与したため、利益は連結・個別ともに前回の業績予想を上回る見込みです。

　当社の利益配当は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つと位置付けており事業規模拡大及び内部留保の充実等も勘案した上で、毎年安定的に配当を行うことを基本としております。 2023年７月期の期末配当につきましては、業績予想の修正に記載しましたとおり、前回予想より利益が増加する見込みとなったことを鑑み、株主の皆様の日頃のご支援に感謝の意を表し、2023年７月期の期末配当において１株につき２円50銭の特別配当を予定しており、期末配当予想は１株当たり7円50銭とさせていただく予定です。これにより2023年７月期の１株当たり年間配当金は、10円00銭となる見込みです。