東京株式(前引け)=小幅続伸、買い一巡後は利益確定売りに伸び悩む
きょう前場の東京株式市場は、朝方はリスク選好ムードが継続、前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要3指数が揃って史上最高値を更新したことや為替が円安方向に振れたことなどを好感して買い優勢だった。しかし、前日まで日経平均は10連騰を記録しており、目先スピード警戒感からの利益確定売り圧力が強まり、前場後半から急速に伸び悩んだ。一時前日比で安くなる場面もあったが、前引けはプラス圏で着地している。
個別では神戸製鋼所<5406.T>が続伸、トヨタ自動車<7203.T>、ファナック<6954.T>もしっかり。住友金属鉱山<5713.T>が物色人気となった。ショーケース・ティービー<3909.T>、オルトプラス<3672.T>が値を飛ばし、リンクアンドモチベーション<2170.T>も高い。半面、任天堂<7974.T>が利益確定売りに押され、ソフトバンクグループ<9984.T>も軟調。リクルートホールディングス<6098.T>も安い。ネクステージ<3186.T>が急落、インターアクション<7725.T>、TOKYO BASE<3415.T>も大幅安。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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