東京株式(前引け)=反落、米株安や円高など受け主力株軟調も中小型株強い
きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株安や為替の円高などを受け、全体売買代金が減少傾向となるなか売り優勢の展開となった。ただし、地合い的にはむしろリスク選好ムードが強い。主力大型株が売られる一方、中小型の材料株には買いが向かい、値上がり銘柄数が1100を超えるなど値下がり銘柄数を大きく上回っている。
個別では、SUMCO<3436.T>が売りに押され、村田製作所<6981.T>も冴えない。MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が大幅安、ダブル・スコープ<6619.T>、関東電化工業<4047.T>も売られた。旭化成<3407.T>も軟調。半面、安川電機<6506.T>がしっかり、日本郵政<6178.T>も底堅い動き。ニトリホールディングス<9843.T>が買われた。フィックスターズ<3687.T>がストップ高に買われ、TAC<4319.T>も急騰、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331.T>、ヤマシンフィルタ<6240.T>なども大幅高。アルテック<9972.T>も物色人気となった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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