クスリのアオキの第３四半期営業利益は２５％増の７１億円

　クスリのアオキ<3398.T>は１６日取引終了後、１６年５月期第３四半期累計（１５年５月２１日～１６年２月２０日）の単独決算を発表。売上高は１２０７億９３００万円（前年同期比２１．０％増）、営業利益は７１億１１００万円（同２４．６％増）、最終利益は４９億９７００万円（同３３．８％増）と好調だった。

　北信越を営業地盤とするドラッグストア大手で、既存店の活性化や新規出店に積極的に経営資源を注ぎ込み成功している。群馬や埼玉など関東圏にも店舗網を広げ、ドミナント化推進に伴う顧客需要の囲い込みで好調な収益の伸びを確保した。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置いた。売上高１６４０億円（前期比２１．５％増）、営業利益８７億１９００万円（同１２．１％増）、最終利益６０億円（同１５．１％増）を見込んでいる。第３四半期時点の営業利益の通期予想に対する進捗率は８１．６％となっている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）