「パワー半導体」が6位にランクイン、ロームと東芝が共同生産と報じられる<注目テーマ>
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1 円高メリット
2 半導体
3 生成AI
4 人工知能
5 半導体製造装置
6 パワー半導体
7 JPX日経400
8 2023年のIPO
9 デジタルトランスフォーメーション
10 TOPIXコア30
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「パワー半導体」が6位と高位置を占めている。
パワー半導体は、「交流を直流に変換する」「電圧を下げる」など電気エネルギーの制御や供給に用いられる半導体のこと。電力・鉄道車両・家電製品など幅広い用途で、電気をより効率的に無駄なく使うために欠かせないデバイスで、省電力・脱炭素につながることからさまざまな分野で需要が伸びている。
特に近年需要が伸びているのが電気自動車(EV)向けで、省エネルギー性能を高めるために関連業界の設備投資が活発化。Si(シリコン)からSiC(炭化ケイ素)へ素材の移行が進んでいることもこの動きに拍車をかけている。
この日は、7日夜の複数のメディアで、それぞれパワー半導体大手である東芝<6502.T>とローム<6963.T>が、パワー半導体を共同生産することがわかったと報じられたことも同テーマへの関心を高めるのに一役買っている。共同生産でコスト競争力を高めるのが狙いとされ、経済産業省が1200億円規模の補助を行うとしており、補助により協業が進展するとの期待も高いようだ。
関連銘柄の動きでは、全般相場が下落するなかにあってロームは逆行高。パワー半導体向けヒートシンク(放熱基板)のテクニスコ<2962.T>も大幅反発している。そのほか、サンケン電気<6707.T>、芝浦メカトロニクス<6590.T>、シキノハイテック<6614.T>なども高い。
出所:MINKABU PRESS
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