日東ベスト、上期経常を55％上方修正

　日東ベスト <2877> [東証Ｓ] が10月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の1億円の黒字→1.5億円の黒字(前年同期は2.8億円の赤字)に55.0％上方修正した。
　なお、通期の経常利益は従来予想の5億円(前期は4.3億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　【第2四半期連結累計期間】当期間における当社グループの経営環境は、原材料価格やエネルギー価格等の上昇の影響に加え、顧客の低価格志向が継続していること等もあり、厳しい状況で推移しました。このような環境のなかで、当社グループにおきましては、市場環境変化への対応を行いながら、販売力の強化、お客様のニーズを捉えた商品開発、製品の安定供給に努めてまいりました。その結果、売上高につきましては、267億1百万円となる見込みです。利益面につきましては、材料費の抑制等による原価低減や販売費及び一般管理費の抑制、保険解約返戻金の計上等から当初予想を上回り、営業利益は1億1千5百万円、経常利益は1億5千5百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は8千4百万円となる見込みです。【通期】今後につきましても、原材料価格やエネルギー価格等の上昇、競争の激化等経営環境は厳しさが続くものと思われます。通期業績予想につきましては、第2四半期連結累計期間の状況等を踏まえ、令和5年5月12日付当社「令和5年3月期決算短信」にて発表いたしました予想に変更はありません。上記業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成しており、実際の業績は様々な要因により予想数値と異なる場合があります。