日経平均は反落、円高加速も金融株などが下支え
米国市場は休場だったものの、朝方に発表された東京都区部消費者物価指数が市場予想を上振れたことで日本銀行による利上げ観測が強まり、1カ月ぶりに1ドル149円台に突入。為替の円高推移を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は、一時38000円を割り込む場面も見られたが、金融株など内需株が買われたことなどから底堅い展開となり、75日移動平均線水準で取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比141.03円安(-0.37%)の38208.03円となった。東証プライム市場の売買高は16億2460万株。売買代金は3兆5973億円。業種別では、輸送用機器、機械、精密機器、電気機器、海運などが下落した一方、銀行、保険、繊維製品、サービス、電気・ガスなどが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は40.3%、対して値下がり銘柄は56.6%となっている。
日経平均採用銘柄では、EMC不正が一部で報じられたことからファナック<6954>が下落したほか、円高推移を受けて、日産自<7201>、いすゞ自<7202>、トヨタ自<7203>、三菱自<7211>など自動車関連が売られた。このほか、SUMCO<3436>、ディスコ<6146>、キッコーマン<2801>、オークマ<6103>、東京エレクトロン<8035>、住友ファーマ<4506>、レゾナックHD<4004>などが下落した。
一方、円高加速を受けて、ニトリHD<9843>、サッポロHD<2501>、東京ガス<9531>、大阪ガス<9532>など円高メリット銘柄が上昇したほか、日銀による利上げ観測が強まったことから、千葉銀行<8331>、しずおかFG<5831>、第一生命HD<8750>、SOMPOホールディングス<8630>、りそなHD<8308>、コンコルディアFG<7186>、みずほFG<8411>など金融株の上げが目立った。このほか、古河電工<5801>、鹿島建設<1812>、AGC<
5201>などが買われた。
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