東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、鉱業、パルプ紙、石油石炭、陸運など13業種が上昇。一方、鉄鋼、精密機器、非鉄金属、電機機器など20業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、キッコーマン<2801>、中外薬<4519>がしっかりだった半面、アドバンテス<6857>、TDK<6762>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>が軟調だった。
前日の米国市場は、8月のISM非製造業景況指数が市場予想を上振れたことで金融引き締めに対する警戒感が強まり、主要な株価指数は下落した。また、中国当局が政府機関の職員に対し、「iPhone」など海外ブランドのデバイスの使用を禁じたと伝わったほか、午後には国有企業にも適用を拡大することを計画しているとも伝わり、アップルサプライヤーである国内電子部品株が一段と下げ幅を広げた。一方、円安進行により、訪日旅行者が増えるとの思惑から陸運や小売などインバウンド関連株には値を上げる銘柄が目立っていた。そのほか、H2Aロケットの打ち上げが成功した三菱重<7011>が連日で年初来高値を更新し、97年2月以来の高値水準にまで上昇した。
東京市場は円安が下支え要因になっているが、介入警戒感もありこのまま円安が進むとは考えづらく、上値追いには慎重にならざるを得ないだろう。また、米国経済のソフトランディングに対する期待も底流にはあるが、インフレの収束には今しばらく時間がかかりそうなだけに、米国市場の波乱展開が悪影響を及ぼす懸念も残る。
<CS>
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