東証プライムの騰落銘柄は、値下がり数が1100を超え、全体の6割を占めた。セクター別では、精密機器、医薬品、電気機器など8業種が上昇。一方、不動産、証券商品先物、海運など25業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、第一三共<4568>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、キッコーマン<2801>、リクルートHD<6098>が軟化した。
前日の米国市場は、4月のISM製造業景況指数が47.1と市場予想(46.8)を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化への懸念から、米長期金利が上昇。主要株価指数が反落した。一方、外為市場では日米金利差拡大観測から、一時1ドル137円台半ばまで円安が進んだことが投資家心理の改善につながった。買い一巡後は次第に目先の利益確定の売りが増え、日経平均は始値を高値に買い見送りムードが強まった。
日経平均は小幅続伸となったが、総じて堅調に推移した。5月のFOMCでは0.25%の利上げは確実視されるが、このところの米経済指標は市場予想を上回るものが目立つだけに6月以降も利上げが継続するのか確認したいとの見方が手控え要因でもあったため、イベント通過による動きを見せてくるかが注目されそうだ。また、国内では連休明けから決算発表がピークを迎えることから、今期の業績見通しなどを手掛かりとした物色が強まろう。
<CS>
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