木徳神糧が大幅続伸、稼働率向上によるコスト削減などで１４年１２月期業績見込みを上方修正

　木徳神糧<2700.T>が大幅続伸。前週末６日の取引終了後、集計中の１４年１２月期の連結業績について、売上高を従来予想の１０９０億円から１０６０億円（前の期比８．３％減）へ下方修正した一方、営業利益を同７億６０００万円から１１億円（前の期９億１２００万円の赤字）へ、純利益を同３億４０００万円から６億８０００万円（同５億４６００万円の赤字）へ上方修正したことが好感されている。精米の販売単価が予想以上に下落したことや玄米の販売数量が低調だったことなどから売上高は計画を下回るものの、精米販売の増加による利益の拡大や稼働率の向上による製造コストの削減、さらに在庫の最適化による販売費用の抑制などの施策で予想以上の成果が得られたことから利益は増額した。

木徳神糧の株価は９時５分現在６０２円（△２６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）