4. 定量的目標は下方修正も、DX戦略を強化し変革を推進
今回の中期経営計画の当初の定量的目標は、「2022年3月期に売上高260億円・経常利益18億円」であった。しかし新型コロナウイルスの影響を受け事業の進捗が遅れたグローバルビジネスやオフィス関連市場の減速を考慮し、この目標を「売上高217億円・経常利益11億円」に下方修正した。定量的な目標達成は困難となったが、新型コロナウイルス感染症拡大等により大きく変化した顧客のニーズや市場の変化を捉え、中期経営計画で掲げている従来の経営方針に加え、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略を更に強化、推進することで企業価値の向上を図るとともに、持続的な成長を目指すと述べている。
経営計画の遂行においては、定量的な目標を達成することは最重要だが、一方で市場が大きく変化する時に迅速に対応することが企業の持続性にとっては大変重要である。この点において同社は、従来進めてきたDXの強化方針を掲げ、今後はその効果が具現される可能性はあり、弊社では次の経営計画について注目していく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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