ETF売買動向＝29日前引け、ｉＦナ百Ｗベが新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比34.4％増の1652億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同45.1％増の1449億円だった。

　個別ではｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　ＮＡＳＤＡＱ－１００ <2845> 、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信 <2631> 、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジなし <2568> 、グローバルＸ　米国優先証券　ＥＴＦ <2866> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> など12銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> は4.08％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.09％安と大幅に下落。

　日経平均株価が341円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金852億1300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金691億5000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が168億2700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が115億4500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が104億9400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が62億3900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が56億8400万円の売買代金となった。

株探ニュース