「人工知能」関連が7位、アフターコロナの世界で再脚光<注目テーマ>
1 テレワーク
2 コロナウイルス
3 遠隔医療
4 5G
5 マスク
6 食品スーパー
7 人工知能
8 巣ごもり
9 石油
10 教育ICT
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が7位となっている。
新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が高まるなか、経済への爪痕もかつてない深いものとなっているが、株式市場では既に新型コロナ終息後の世界をにらみ、環境の変化に対応して業績を伸ばす企業の選別が始まっている。
テレワークの導入加速など新たな時代のステージを暗示しているが、伝統的な業種、例えば金融、不動産、医療、流通、といった我々の生活と密接に関わる分野でも付加価値を高める動きが今後加速していく気配がある。そのなか、あらゆる産業と融合しサービスの質や合理性を高める原動力としてAIの存在に改めて光が当たっている。ディープラーニングによって革命的な進化を遂げたAIは日進月歩でその存在を高めており、同関連ビジネスの国内市場規模は2030年に2兆円を上回るとの試算も出ている。
AIによるビッグデータ解析に強みを持つALBERT<3906.T>がここ急速人気化し株価を倍化させたほか、AI技術を駆使してサイバー防衛ビジネスを展開するサイバーセキュリティクラウド<4493.T>も投資資金の攻勢が強まり3週間で4倍以上に大化けするなど、AI関連の一角に人気が集中する傾向がみられる。
そして物色の裾野は次第に広がりをみせており、関連銘柄には幅広く目を配っておくところだ。最近ではブレインパッド<3655.T>、ロゼッタ<6182.T>、ユーザーローカル<3984.T>、日本サード・パーティ<2488.T>、メンバーズ<2130.T>、シグマクシス<6088.T>、FRONTEO<2158.T>などが断続的に買いを集めておりマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS
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