「蓄電池」が10位、政府支援で日本勢巻き返しへ<注目テーマ>
1 円安メリット
2 メタバース
3 輸出
4 サイバーセキュリティ
5 再生可能エネルギー
6 半導体
7 防衛
8 円高メリット
9 インド関連
10 蓄電池
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「蓄電池」が10位となっている。
経済産業省は28日、蓄電池産業の戦略を検討する官民協議会を開き、蓄電池生産の基盤強化に向けた投資を支援していく方針を示した。中国や韓国をはじめとする海外勢に追いつかれてしまったリチウムイオン蓄電池の分野で、日本の国際競争力を再び取り戻す狙いがある。
これまでの蓄電池分野における戦略では、将来のゲームチェンジにつながると期待されている全固体電池への集中投資を基本としていた。ただ、実用化に至るにはまだ時間を要するのが実情だ。この間に既存のリチウムイオン蓄電池の市場で海外勢の追随を許してしまった格好だ。蓄電池は、電気自動車(EV)や再生可能エネルギー分野向けをはじめ、こうした分野の市場拡大によって重要性が高まる電力供給の安定化に欠かせないキーデバイスであり、株式市場でも継続的に注目される人気テーマとなっている。
関連銘柄としては、パナソニック<6752.T>や京セラ<6971.T>、オムロン<6645.T>、日本ガイシ<5333.T>、古河電気工業<5801.T>など。また、古河電池<6937.T>、ニチコン<6996.T>、FDK<6955.T>のほか、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699.T>、エプコ<2311.T>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
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