大引けの日経平均は前日比119.50円安の23507.23円となった。東証1部の売買高は8億8831万株、売買代金は1兆8126億円だった。業種別では、医薬品、パルプ・紙、食料品が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、鉄鋼、保険業、空運業の3業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の79%、対して値上がり銘柄は17%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>やエムスリー<2413>が2%前後、ZHD<4689>が3%の下落となり、値がさグロース(成長)株を中心に軟調だった。その他売買代金上位でも任天堂<7974>やソニー<6758>がさえない。東エレク<8035>は小幅に下落した。決算発表銘柄では、今期連続赤字見通しのサイゼリヤ<7581>や減益見通しのコメダHD<3543>が急落。また、やはり今期見通しが嫌気されたトランザク<7818>は東証1部下落率トップとなった。一方、ファーストリテ<9983>が日経平均の下支え役となり、村田製<6981>も堅調。前日は携帯電話料金の新プランを受けて売り優勢だったソフトバンク<9434>だが、本日は反発した。GMOPG<3769>は商いを伴って大きく上昇し、株式分割考慮後の上場来高値を更新。また、S FOODS<2292>やJESHD<6544>は決算が好感されて急伸し、PRTIMES<3922>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
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