決算プラス・インパクト銘柄 … ＭＴＧ、メディアＳ、学情 (12月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月6日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　学情 <2301>
　19年10月期の経常利益(非連結)は前の期比27.8％増の20.3億円になり、20年10月期も前期比15.6％増の23.5億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　泉州電 <9824>
　19年10月期の連結経常利益は前の期比2.5％増の42億円になり、20年10月期も前期比5.1％増の44.2億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　Ｂガレージ <3180>
　20年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比47.7％増の3.1億円に拡大したが、通期計画の7.5億円に対する進捗率は42.1％となり、5年平均の40.7％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2301> 学情 　　　　　東１ 　 +24.17 　 12/ 9　本決算　　　 15.65
<9824> 泉州電 　　　　東１　　 +7.63 　 12/ 9　本決算　　　　5.09
<3180> Ｂガレージ 　　東１　　 +5.67 　 12/ 9　　上期　　　 47.66
<4824> メディアＳ 　　東Ｍ　　 +5.60 　 12/ 9　　　1Q　　　172.73
<3524> 日東網 　　　　東１　　 +4.98 　 12/ 9　　上期　　　 24.39

<7806> ＭＴＧ 　　　　東Ｍ　　 +3.88 　 12/ 9　本決算　　　　赤縮
<7196> Ｃａｓａ 　　　東１　　 +2.81 　 12/ 9　　　3Q　　　　6.68
<2163> アルトナー 　　東１　　 +2.13 　 12/ 9　　　3Q　　　 15.01
<7856> 萩原工業 　　　東１　　 +1.27 　 12/ 9　本決算　　　　5.26

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース