本日のグロース市場では、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数(旧東証マザーズ指数)がそろって反落。値上がり銘柄数は191、値下がり銘柄数は342、変わらずは20。
15日の米国市場でダウ平均は56.81ドル高の37305.16ドル、ナスダックは52.36ポイント高の14813.92で取引を終了。NY連銀のウィリアムズ総裁が早期利下げを否定したため、寄り付き後、下落。その後、アトランタ連銀のボスティック総裁が来年下半期の利下げを予想していると発言すると、上昇に転じた。過去最高値付近での利食い売りにダウは一時下落に転じるも、終盤にかけ航空機メーカーのボーイング(BA)がけん引する形で底堅く推移。ナスダックも半導体インテル(INTC)の上昇や金利先安感にプラス圏を維持し年初来高値で終了した。こうした米株市場の動きを横目に、本日の東証グロ-ス指数は反落した。グロース市場の時価総額上位銘柄中心に構成される東証グロース市場Core指数は上昇してスタート。ただし、寄り付き後すぐにマイナスに転じると、前引けにかけて弱含んだ。一方、後場は日経平均と同様に持ち直す動きを見せ、最終的には小幅な下落に。なお、東証グロース市場250指数は0.69%安、東証グロース市場Core指数は0.90%安。
個別では、ノイルイミューン<4893>が28.99%安で値下がり率トップに。武田薬品工業<4502>が創薬パイプラインのNIB102(TAK-102)及びNIB103(TAK-103)のライセンス契約を解消し、開発と商業化に関する権利をノイルイミューン・バイオテックに返還すると発表したことが嫌気された。また、QPS研究所<5595>の他に、エコナビスタ<5585>、S&J<5599>、笑美面<9237>、ブルーイノベーション<5597>など直近IPO銘柄の一角の換金売りも目立った。売買代金上位銘柄では、カバー<5253>、GNI<2160>などが軟調に推移、その他値下がり率上位には、モブキャスト<3664>、シルバーエッグ<3961>、ダブルエー<7683>などが顔を出した。
一方、イメージマジック<7793>が21.02%高で値上がり率トップに。23年12月期の営業利益予想を従来の0.72億円から2.74億円に上方修正したことが材料視された。24年10月期の営業損益予想を2.00億円の黒字と発表モルフォ<3653>なども急伸。材料発表から連日の急伸となっているサンバイオ<4592>も引き続き買われた。売買代金上位銘柄では、MacbeeP<7095>やテクノロジーズ<5248>などが堅調に推移、その他値上がり率上位には、インフォネット<4444>、グッドスピード<7676>などが顔を出した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7793|イメージ・マジック | 1727| 300| 21.02|
2| 3653|モルフォ | 1538| 245| 18.95|
3| 4444|インフォネット | 1045| 150| 16.76|
4| 7676|グッドスピード | 936| 128| 15.84|
5| 4592|サンバイオ | 636| 80| 14.39|
6| 4486|ユナイト&グロウ | 1187| 132| 12.51|
7| 6521|オキサイド | 3430| 315| 10.11|
8| 4057|インタファクトリ | 543| 46| 9.26|
9| 7095|MacbeeP | 18190| 1490| 8.92|
10| 5888|ダイワサイクル | 1807| 146| 8.79|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4893|ノイルイミューン | 196| -80| -28.99|
2| 5595|QPS研究所 | 725| -236| -24.56|
3| 3664|モブキャスト | 61| -10| -14.08|
4| 5585|エコナビスタ | 2556| -403| -13.62|
5| 3961|シルバーエッグ | 793| -101| -11.30|
6| 7683|ダブルエー | 2351| -286| -10.85|
7| 5599|S&J | 1070| -122| -10.23|
8| 9237|笑美面 | 1610| -167| -9.40|
9| 5597|ブルーイノベ | 1475| -124| -7.75|
10| 9251|AB&C | 933| -75| -7.44|
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