サンテック、前期最終を一転赤字に下方修正

　サンテック <1960> [東証Ｓ] が5月17日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結最終損益を従来予想の2.6億円の黒字→7億円の赤字(前の期は4.3億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の6.2億円の黒字→3.4億円の赤字(前年同期は9.7億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）連結業績予想の修正理由　売上高につきましては、前回発表予想から若干増加する見込みです。　利益面では、個別業績予想の修正理由を主因に前回発表予想から営業損失が増加し、項番３．の持分法による投資損失２億59百万円の計上により、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失が増加する見込みです。（２）個別業績予想の修正理由　売上高につきましては、前回発表予想から若干減少する見込みです。　利益面では、項番２．の貸倒引当金繰入額４億81百万円の計上により前回発表予想から営業損失が増加する見込みです。また、受取地代家賃が５億24百万円の計上となり堅調に推移し、受取配当金の増加や為替差益１億44百万円を計上したものの、前回発表予想から経常損失が増加し、項番１．の減損損失２億76百万円、項番４．の関係会社株式評価損２億30百万円の計上により当期純損失が増加する見込みです。