しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1500億円→1530億円(前期は1567億円)に2.0%上方修正し、減益率が4.3%減→2.4%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.3%増の801億円に伸びる計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比15.0%減の437億円に減り、売上営業利益率は前年同期の7.2%→5.8%に悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
国内建設事業におきまして、土木事業・建築事業ともに大型工事の施工が順調に進捗し、売上高及び売上総利益が増加する見通しであることを主因に、個別業績予想は、売上高、利益ともに前回発表予想を上回ることを見込んでおります。 連結業績に関しましては、個別業績予想の上方修正に加え、国内関係会社における不動産販売事業の収益性向上もあり、売上高及び利益が前回発表予想を上回ると予想しております。 なお、海外関係会社につきましては、売上高が、為替レートの変動(前回発表予想1米ドル132円70銭から今回修正予想1米ドル149円58銭)による外貨換算額の増加を主因に800億円増加する見通しであります。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、東南アジアの一部の建設工事においてコロナ禍におけるコスト増加の影響があったことや、米国の開発事業において売却時期を当期から次期に変更する物件があることなどから、前回発表予想を50億円下回ると見込んでおります。(参考)個別、国内関係会社、海外関係会社別の親会社株主に帰属する当期純利益予想 (単位:百万円) 連結 個別 国内関係会社 海外関係会社前回発表予想(A) 105,000 83,000 17,000 20,000今回修正予想(B) 107,000 87,000 20,000 15,000増減額(B-A) 2,000 4,000 3,000 △5,000(国内関係会社、海外関係会社の数値はセグメント間取引等調整前の数値)(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいており、実際の業績等は、様々な要素により記載の予想数値とは異なる結果となる可能性があります。
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