マサル、前期経常を27％上方修正、配当も45円増額

　マサル <1795> [ＪＱ] が11月9日午前(10:00)に業績・配当修正を発表。21年9月期の連結経常利益を従来予想の3億3000万円→4億1800万円(前の期は6億4300万円)に26.7％上方修正し、減益率が48.7％減→35.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6100万円の赤字→2700万円の黒字(前年同期は1億5900万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の80円→125円(前の期は160円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(連結業績予想)個別業績予想の修正に伴い、連結業績予想についても修正を行うものであります。(個別業績予想)予想売上高は前回の業績予想公表時と同水準でしたが、工事の採算性向上や追加工事の精算交渉前倒しにより、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも予想を上回る見込みとなりました。

　利益配分につきましては、株主の皆様に対する利益還元を最も重要な経営課題の一つと位置づけ、業績に裏付けられた利益配分を安定的且つ継続的に行うことを基本方針としております。この基本方針のもと、当期の１株当たり期末配当金（年間配当金）につきましては、１株当たり80円を予定しておりましたが、今回、通期連結業績が当初計画を上回る見込みとなったことから、１株当たり普通配当125円とさせていただきたいと存じます。（注）上記の業績予想は、現時点における入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は様々な要因により予想値と異なる可能性があります。