日本電技、今期経常を27％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も24円増額

　日本電技 <1723> [東証Ｓ] が2月29日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の48.5億円→61.5億円(前期は46.1億円)に26.8％上方修正し、増益率が5.1％増→33.3％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の30.2億円→43.2億円(前年同期は39.3億円)に43.0％増額し、一転して9.8％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の160円→184円(前期は152円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高については、空調計装関連事業の増加により前回予想を上回る見込みです。利益面については、売上高の増加・工事粗利益率の改善等に伴い前回予想を上回る見込みです。

　当社は、株主還元につきましては、業績に多大な影響を及ぼす事象がない限り、DOE（連結株主資本配当率）４％を基準に　累進的な配当を行うことを基本方針としております。同方針並びに業績予想の修正に伴い、期末配当予想については84円から88円に修正いたします。また当社は上場20周年を迎えることから記念配当20円を実施することといたしました。この結果、配当予想は普通配当と合わせて1株あたり184円となる見込みです。※上記予想は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき判断したものであり、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。