ETF売買動向＝27日大引け、全銘柄の合計売買代金1272億円

　27日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比32.8％増の1272億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同35.1％増の1176億円だった。

　個別では上場インデックスファンドアジアリート <1495> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> 、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> が新高値。ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　エネルギー上場投資信託 <1685> が6.76％高、ＮＥＸＴ　タイ株式 <1559> が4.24％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.88％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> は5.34％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> は3.69％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が251円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金787億9900万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金は814億7200万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が241億4000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が30億7200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が25億4700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が21億8300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が17億1900万円の売買代金となった。

株探ニュース