ETF売買動向＝16日前引け、ｉＳＩＧ債Ｈが新高値

　16日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比16.2％増の2631億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同14.2％増の2313億円だった。

　個別ではｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が11.54％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が11.06％高、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> が7.86％高、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> が7.72％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が7.71％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は17.37％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は14.15％安、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> は6.55％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は6.52％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が714円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1303億7500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1429億9200万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が596億700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が91億6300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が85億3700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が69億6800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が43億1400万円の売買代金となった。

株探ニュース