明後日の株式相場見通し=連休谷間で方向感に乏しい推移、FOMC次第で波乱も
あさって22日の東京株式市場は、飛び石連休の谷間とあって市場参加者が限定されることもあり、引き続き薄商いで方向感に乏しい推移が予想される。ただ、現地20日に明らかになる米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容や、その後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のコメント次第では、波乱展開となる可能性もある。
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、一部で“米中貿易交渉が難航している”との報道が伝えられ、前場の前半は売り優勢となったものの、3月期末を意識した配当権利取りの買いなどを背景に、後場からは前日比プラス圏での推移となり、大引けに掛けて強含みの展開となった」との見方が出ていた。
20日の東京株式市場は、売り買い交錯で始まった後、いったん売り優勢に傾いたものの、前場後半を境に日経平均は戻り足に転じ前日比でプラス転換した。大引けは上げ幅こそ限定的だったものの、きょうの高値圏で着地した。日経平均株価終値は、前日比42円07銭高の2万1608円92銭と小幅反発となった。
日程面では2月の消費者物価指数、2月の全国百貨店売上高、2月の全国スーパー売上高に注目。海外では、2月の米財政収支、2月の米中古住宅販売、中国の習近平国家主席のイタリア訪問(24日まで)が焦点になる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、一部で“米中貿易交渉が難航している”との報道が伝えられ、前場の前半は売り優勢となったものの、3月期末を意識した配当権利取りの買いなどを背景に、後場からは前日比プラス圏での推移となり、大引けに掛けて強含みの展開となった」との見方が出ていた。
20日の東京株式市場は、売り買い交錯で始まった後、いったん売り優勢に傾いたものの、前場後半を境に日経平均は戻り足に転じ前日比でプラス転換した。大引けは上げ幅こそ限定的だったものの、きょうの高値圏で着地した。日経平均株価終値は、前日比42円07銭高の2万1608円92銭と小幅反発となった。
日程面では2月の消費者物価指数、2月の全国百貨店売上高、2月の全国スーパー売上高に注目。海外では、2月の米財政収支、2月の米中古住宅販売、中国の習近平国家主席のイタリア訪問(24日まで)が焦点になる。(冨田康夫)
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