東京株式（寄り付き）＝１５連騰の反動、米株安や円安一服受け利益確定売り優勢

　２４日の東京株式市場はやや売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比２６円安の２万１６７０円と反落。

　前日の米国株市場ではＮＹダウ、ナスダック指数など主要指数が反落、外国為替市場でも１ドル＝１１３円台前半と円安が一服しており、これを受けて東京市場でも広範囲に利益確定売りが出やすくなっている。日経平均は前日まで１５日続伸でこの間に１３００円以上の上昇をみせているだけに目先過熱感が意識される場面。ただ、引き続き海外機関投資家の買いや出遅れた国内機関投資家の実需買いが下値を支え、下げ幅は限定的なものにとどまる可能性もある。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、１４業種が高く、値上がり上位に鉄鋼、電力ガス、食料品、情報通信、紙パルプなど。値下がりで目立つのはゴム製品、証券、輸送用機器など

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）