２６日の株式相場見通し＝手掛かり材料に乏しく売り買いともに手控え

　２６日の東京株式市場は、手掛かり材料に乏しいなか、売り買いともに手控え姿勢が強まり、前週末終値を挟んでのもちあい商状となりそうだ。２６日早朝の東京外国為替市場では、１ドル＝１１１円２０銭台での推移となっている。

　２３日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前日比２．５３ドル安の２万１３９４．７６ドルと４日続落した。手掛かり材料難のなか、週末に伴う持ち高調整や利益確定の売りが優勢で、やや軟調な推移となった。ナスダック総合株価指数は、前日比２８．５６５ポイント高の６２６５．２５０と３日続伸した。

　日程面では、５月の企業向けサービス価格指数、６月１５～１６日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」、独６月のＩｆｏ景況感指数、米５月の耐久財受注、米５月のシカゴ連銀全米活動指数に注目が集まる。（冨田康夫）

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）