明日の株式相場見通し=投資家心理改善で買い優勢、75日線突破が焦点に
あす(26日)の東京株式市場は、北朝鮮を巡る地政学リスクがひとまず後退していることや、円相場が1ドル=110円近辺での落ち着いた推移となっていることから、投資家心理の改善が継続し買い優勢の展開が予想される。
市場関係者からは「日経平均株価は、きのう(24日)の終値で25日移動平均線を上回ったばかりだが、75日移動平均線(1万9098円=25日)も目前に迫ってきた。あすは、終値で75日移動平均線を突破して、上昇基調をより確かなものにできるかどうかに関心が集まる。投資家の不安感が解消されることで、本格化してくる決算発表への関心が高まり、好業績銘柄物色の輪が広がる可能性もある」との見方が出ていた。
25日の東京株式市場は、仏大統領選後の円安進行を追い風に、株価指数先物主導で買い優勢の展開となった。日経平均株価は大幅高で3日続伸となり、終値ベースで3月30日以来、約1カ月ぶりに1万9000円台を回復した。大引けの日経平均株価は、前日比203円45銭高の1万9079円33銭となった。
日程面では、日銀金融政策決定会合(27日まで)、全国財務局長会議、2月の全産業活動指数、24日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議関連会合(29日まで)、世界旅行観光サミット(27日まで)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「日経平均株価は、きのう(24日)の終値で25日移動平均線を上回ったばかりだが、75日移動平均線(1万9098円=25日)も目前に迫ってきた。あすは、終値で75日移動平均線を突破して、上昇基調をより確かなものにできるかどうかに関心が集まる。投資家の不安感が解消されることで、本格化してくる決算発表への関心が高まり、好業績銘柄物色の輪が広がる可能性もある」との見方が出ていた。
25日の東京株式市場は、仏大統領選後の円安進行を追い風に、株価指数先物主導で買い優勢の展開となった。日経平均株価は大幅高で3日続伸となり、終値ベースで3月30日以来、約1カ月ぶりに1万9000円台を回復した。大引けの日経平均株価は、前日比203円45銭高の1万9079円33銭となった。
日程面では、日銀金融政策決定会合(27日まで)、全国財務局長会議、2月の全産業活動指数、24日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議関連会合(29日まで)、世界旅行観光サミット(27日まで)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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