<注目銘柄>=EMシステムズ、来期は値下げ寄与でシェア拡大へ
EMシステムズ<4820.T>は、調剤薬局向けレセプトコンピューターで業界シェア3割強を占めるトップ企業。電子カルテシステム、介護保険請求ソフトも手掛け、調剤、医科、介護間の医療情報連携の構築に注力し、医療の質を高める取り組みを進めている。医療費や介護費の増加抑制圧力が高まるなかで、より効率的なシステムが求められ、医療や介護の効率化に欠かせない同社システムの重要性が高まっている。
同社の17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結経常利益は21億8900万円(同42.8%増)の大幅増益となり、通期経常利益予想の25億5000万円(前期比4.2%増)に対する進捗率は85.8%に達し、最終的に上方修正となる可能性が濃厚だ。調剤システム事業およびその関連事業の利益率が大きく上昇し、大幅な増益となっている。
主要顧客の調剤薬局業界で厳しい経営環境が続いていることなどを考慮して、17年1月から調剤薬局向け基本料金の10%の値下げを実施したほか、6年以上使用する顧客に対しては、さらに月額基本料を段階的に割り引く価格改定を実施した効果が寄与し、18年3月期はさらに同社のシェアが拡大することが見込まれる。
株価は、昨年11月から順調な下値切り上げ型のジリ高歩調をたどってきたが、今週に入って動意含みとなってきた。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同社の17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結経常利益は21億8900万円(同42.8%増)の大幅増益となり、通期経常利益予想の25億5000万円(前期比4.2%増)に対する進捗率は85.8%に達し、最終的に上方修正となる可能性が濃厚だ。調剤システム事業およびその関連事業の利益率が大きく上昇し、大幅な増益となっている。
主要顧客の調剤薬局業界で厳しい経営環境が続いていることなどを考慮して、17年1月から調剤薬局向け基本料金の10%の値下げを実施したほか、6年以上使用する顧客に対しては、さらに月額基本料を段階的に割り引く価格改定を実施した効果が寄与し、18年3月期はさらに同社のシェアが拡大することが見込まれる。
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