思わぬ相場変動の背景にシステム売買
ロシアのプーチン大統領は「決して許さない」と発言していましたが、さりとて、NATO軍、その後ろに米国の影がちらついている状況を無視するわけにもいかず、こちらの問題、次第に落ち着きを取り戻すのでは?と個人的には考えています。NY株もプラスで引けましたし。
チャートを確認すると、トルコリラ/円は13・21日移動平均線バンドで踏みとどまっており、依然としてこじっかりの様相。標準偏差ボラティリティをチェックしてもレンジ相場を示唆しており、地政学リスクの高まりさえなければ、次第に12月の利上げを意識し、再度上昇に転じるのではないかと見ております。
冒頭でお伝えした通り、今週の木・金、感謝祭によりかなり市場参加者が減ると思われます。そんな中、システムプログラムは作動しているでしょうから、思わぬネタで相場が大きく一方向に動く可能性は頭の片隅にとどめておきたいところです。